新築マンション投資の代表的なメリットとデメリットについてまとめました。マンション投資をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
新築マンション投資のメリットを4つ見ていきます。
中古マンションに比べて、新築マンションは入居者がすぐに決まる傾向があります。ディベロッパーがニーズを把握してから物件を建てるわけですから、当然と言えば当然でしょう。
物件にまるわるものすべてが新品なので、当面の間は設備の故障などのトラブルが起こりにくいでしょう。突発的なメンテナンス費用に頭を抱えることも少なくなります。
ローンを払い終えてしまえば、以後の家賃はすべて収入となります。現役引退後の年金代わりにもなるでしょう。
ローンで物件を購入した場合は、団体信用生命保険がついてきます。オーナーに万が一のことがあった際には代わりにローンを返済してくれるので、安心してマンションを購入することができるでしょう。
他にも、資産のインフレ対策に活用できる点、中古マンションよりも初期費用が少なめで済む点、節税効果が高い点などが、新築マンション投資のメリットとして挙げられます。
新築マンション投資のデメリットについて3つ見ていきみましょう。
中古マンションに比べ、新築マンションの価格は割高に設定されるため、ローン返済を考慮すると、中古よりも利回りが低くなる傾向があります。ただし、新築は中古よりも空室リスクが低いため、一概に利回りのみで比較はできません。
新築に限りませんが、ローンでマンションを購入した場合には、家賃と返済を相殺する形になるため、大きな収益は見込めません。むしろマイナスになる例もあるほどです。実質的に収益性を体感するのは、ローン完済後になるでしょう。
家賃滞納や空室期間が長引くと、収益がない中でローン返済だけが進むため、大幅な赤字となる可能性があります。新築・中古に限らず、あるいは物件種別を問わず、すべての不動産投資にかならず付随するリスクとなります。
中古より利回りが低くなる点や、すぐに収入につながるわけではない点を考えると、少なくとも「早期退職して不動産投資で生活したい」という人には向いていない投資法と言えるでしょう。